新卒で入った会社を辞めた理由① |
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2018年 11月 14日
①会社と同僚に対する不信感 当時、リーマンショックの煽りを受けて、 会社もかなりの業績不振に陥っていました。 簡単に言えば、開発案件がない。 社員の約1/3が、 会社で自習をしている状況でした。 そんな中で、入社2年目の私は 生産管理システムの開発に携わっていました。 もちろん経験は浅かったのですが、 かなり熱心に仕事に励んでいました。 そんな中、辞める前年の12月に携帯に届いた 給与規程変更を知らせる一通のメールで、 会社に対する不信感が湧き上がります。 内容は、簡単に言うと、 ・基本給の減額 ・賞与の減額 の、2点でした。 基本給は、約10%のマイナス。 会社側が提示した試算額は、 賞与を年2ヶ月分として、 年収296万円だったのをはっきり覚えています。 かなり厳しい額ですが、 それでも我慢すればやれなくはない。 ただ、ダメ押しだったのは賞与。 「残業手当の多い人は賞与を減額する」 という、全くもって意味のわからない ルールが適用されることになりました。 2018年の今も、企業の収益力を 押し下げる要因として、 無駄な残業、長時間労働が挙げられています。 でも、待てよ。 自分は職務を全うするために、 やむを得ず残業しているし 管理監督者の指示・許可を受けてやっている。 (という体になっている) なのに、その分、 賞与からマイナスってどういうこと? 当時、結果的に自分は 減額されることはなかったのですが、 この制度は全く納得がいかなかったので 後日、社内説明会が開かれた際に 顧問の会計士だか社労士だかに 問い詰めたのを覚えています。 回答は詳しくは覚えていませんが 今でも納得いきません。 まぁそんなこんなで 会社に対して不信感を抱いたのですが それ以上にショックだったのは こういう一方的な制度改悪に対して 反発した同僚がほとんどいなかったこと。 「仕方ない」「もらえるだけ有難い」などと 自分の仕事の対価を 一方的に下げられているにもかかわらず 何の文句も言わない人たちを見て、 正直驚きました。サラリーマンって怖い。 もちろん、この制度改悪に 反発していた同僚もいましたよ。 その人達と話し合う中で、 会社と交渉するには団結しないといけない、 そうだ、労働組合を作ろう! という話が盛り上がってきました。 ただ、その他大多数の社員は全く無関心。 それどころか「余計なことするな」と 言ってくる人もいる始末。 そんな状況を見て、労組を作ろうと 先導してくれていた先輩社員が 「もうこの会社に貢献する意味はない」 と言い残して退職。 かなりショックでしたし、 自分も、確かにこんなメンバーに囲まれて 安い給料で働く時間があったら 他で働いた方がええよな、 という気持ちになってきました。 ②につづく! #
by novaexp
| 2018-11-14 00:38
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